ひなこのブログ

自己分析用みたいになりつつあるブログ

みんなで「自分作り」しよ!

こんばんは(´▽`*)

 

 

 

 

今日の記事は

昨日、今日と2日かけて文章をじっくり考えました。

哲学的で、それに加えてとても長いということを

先に言っておきます🙇‍♀️

それでも読んでくださる方がいたら嬉しいです☺️

 

 

 

 

私は人として誰かを

嫌い、苦手と感じることは

滅多にないのですが、

 

 

他人の考え方において

この人のこういう考え方は

あまり合わないなあと思うことは

しばしばあります。

 

 

 

例えば、自分のことを

陰キャ」とか

「コミュ障」とか

「決断力も行動力もない」とか

自分はそういう人だって決め付けて、

平気で自虐ネタみたいにして言う人がいます。

 

そして、そういう人たちは

「だから昔から自分は友達が少ないんだ」

「だから自分はずっとダメなんだ」

「だから自分は成長できないんだ」

って「人生諦め」みたいなスタンスをとっています。

 

 

 

正直、私はそういう考え方があまり好きではないです。

そういう人だっていつ誰が決めたの?

そんな風に自分のことを思ってしまうなんて

残念だなと思ってしまいます。

(あくまで個人的な意見です)

 

 

 

そして昨日、

哲学者であるジュリアンバジーニさんの

『ls there a real you?』

(本当のあなたはいるのだろうか)

という英語記事に出会って、

この方の考え方に心から共感しました。

 

後で調べてみるとTEDの動画がありましたので

ぜひぜひご覧下さい☺️

 

 

What makes you, you? Is it how you think of yourself, how others think of you, or something else entirely? 

 

彼は言います。

あなたを「あなた」たらしめているのは何か。

それは自分が思っている自分なのか。

他人が思っている自分なのか。

 

初っ端から深いですね😌

私実はこういう哲学的なの大好きです(笑)

 

以下、この動画の内容をざっくり説明します。

 

1つの考えとして私たちの文化には

各自が「核」のような

本質的要素を持っているという考えがあります。

 

それは、

自分らしさを定義する何かが存在し、

永続的で変化しないものだという考えです。

 

その直後に例に挙げられているように

星占い、心理テスト、性格診断などから

自分の中核的な人格や

自分の恋愛パターン、

自分に合った働き方を定めて、

なるほど、自分はこういう人だったのか〜

と、定められた「自分らしさ」に納得するのです。

 

また、このような診断をしなくても

人は、「自分は生まれながらにこんな人だ」と、

ある特定の型にはめこもうとします。

そして、それはずっと変わらないものだと

信じています。

 

私たちは人生の中で様々な「経験」をして、

その経験は徐々に蓄積されていき、

「記憶」となります。

さらに私たちは「願望」や「信念」を持っています。

多くの人がそれらを全て抱えたのが

自分自身だと考えます。

 

しかし、彼は

人生の全経験を持つ存在として

自分を捉えるのではなく、

単に人生の全経験を寄り集めた存在として

自分を捉えています。

どういうことかと言うと、

例えば、私たちは「時計」のことを

盤面と針、それから機械部分と電池で

構成されているものだとはいちいち考えませんよね?

私たちは時計は部品が入手されて

それを寄せ集めて作られているものだと

明快に理解していると思います。

 

それと人間も同じということです。

 

彼と同じような考えを神経科学の面から

ポール・ブロックスという臨床神経心理士も

主張しています。

 

私たちの脳内では

全ての事が生じる中枢のようなものは

存在しないのです。

だから、「本当の自分」とはっきり言えるものはない。

しかし、脳の中では実に多種多様なプロセスが

進行しており

各プロセスは言わば、

はっきりと独立して実行されています。

私たちが「自分」という感覚を得るのは

各プロセスのそのような関係によるものです。

彼はこのことを

「エゴ・トリック」

という言葉で表しています。

これは機械的なカラクリのようなものです。

 

しかし、それは自分の存在が

幻想であるということではないです。

 

滝に例えて考えると、

滝には永続的なものがありません。

流れる水はいつも新たな水路をたどるし、

流れる水はいつも違うものです。

だからといって滝は幻想ではないですよね。

 

私たちが理解すべきことは

そこにあるのは特定のものが

1つにまとまっているものであり、

滝の流れのようにいつまでも変化し続ける、

ということです。

 

自分とは固定的で永続的な存在、

あるいは、あるエッセンスを持って生まれ、

それは死ぬまで変わらない存在だとしたら

閉じ込められているような気がする。

しかし、自分はプロセスであり、

変化するものだとしたらとても自由になれる。

また、滝のように人間はある程度まで

自分を成長させたい方向に道筋を作ることができる

と、彼は言います。

 

「本当の自分」とは自ら作り出すもの。

元々もっていて、それを見つけ出すものではない。

 

動画内でも紹介されているように、

あの有名なブッタも以下のように述べています。

Well-makers lead the water, fletchers bend the arrow, carpenters bend a log of wood, wise people fashion themselves.

(井戸を作る人は、水を引き、矢を作る人は、矢を曲げ、大工は木材を折り曲げ、賢い人間は自分自身を作りあげる)

 

人間は生まれながらに自由な存在で

自分を自分で自由に形成できるのです。

 

 

 

 

 

 

私は、これを読んで本当に納得しました。

 

私たちはみんな、

自分たちのコアとなる部分である

本当の自分を探しています。

(俗に言う自分探しの旅もそういうことですね)

そして、それを見つけられたら

「自分とはこういう人だ」

と、それがネガティブなことでも

決めつけて、強く思い込んでしまいます。

 

 

でも、私も彼が言うように

「本当の自分」というのは

自分で作り出すもので

また、それは今後もどんどん

作り直しが可能なものだと思います。

 

私がブログでよくお話している

「ありのまま」や「自分らしさ」

というのもそういう意味でのことです。

 

自分の奥底に「ありのまま」の自分が

存在するのではなくて、

「ありのまま」の感性に従って今の自分を作るのです。

こんな自分になりたい!

と自ら「自分らしさ」を形づくっていくのです。

 

また、今の自分にとっての

「ありのまま」、「自分らしさ」

はこれから変化していくかもしれないけど

それも当たり前のことなのです。

 

だから、私は最初に言ったように

「昔から自分はこういう人間だ」

あるいは、

「こういう人間だからこうなんだ」というような

自分は変わらないという固定観念

取り払っていいと思います。

 

もし今本当にそういう人間だとしても、

それは自分の本質的なものではなくて

過去の自分が作り上げた自分です。

 

今の自分が本当に良くてそう言っているのなら、

これからもそんな自分を作り続ければいいと思います。

 

でも、本心とは違って

本当はもっとポジティブな自分に

なりたいと思っているけれど、

「自分は変えられない」、「無理だ」

と決めつけて

わざと自虐的になってしまっている人がいたら、

もっと素直になって、

「本当になりたい自分」を作っていけばいいと思います。

絶対に作れます!!!!!!

 

ということを伝えたかったのです。

 

 

 

こんなこと、お節介かもしれませんが

心からそう思います😊

 

 

 

 

 

3475文字、、、、、😅

初めに長くなります、とは書きましたが

予想以上の長さになってしまいました。

 

 

 

 

 

 

もし最後まで読んでくださった方がいたら

本当にありがとございます🥰

 

 

 

 

 

では今日はこのへんで♬︎♡

 

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ひなこ